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PowerPointのファイルサイズ圧縮方法  
最近のデジタルカメラで撮影された写真は,画質が向上している分ファイルサイズが大きくなっています.デジタルカメラで撮影したファイルをそのままPowerPointに貼りつけて,PowerPoint上で見かけの大きさのみを調整した場合は,PowerPointのファイルサイズが非常に大きくなります.液晶プロジェクタの解像度は限られており,それを超える解像度の写真を使用してもまったく意味がなく,無駄にファイルサイズが大きくなるだけです.
ファイルサイズが大きすぎると,受付や発表会場のコンピュータにファイルをコピーする際に時間がかかるだけでなく,発表時にスライドの切り換えが遅くなったり,フリーズの原因になったりする可能性もあります.ファイルサイズを小さくするためにはいろいろな方法がありますが,以下にいくつかの例を挙げますので参考として下さい(使用ソフトウェアのバージョン等で細かいところが異なる場合があります).
なお,液晶プロジェクタでの表示用に圧縮最適化した場合,大きなサイズで印刷するには不向きとなります.大サイズでの印刷予定がある場合には,口頭発表用ファイルは別に作成するか,コピーをとってから圧縮して下さい.
デジタルカメラの写真やスキャナーで取り込んだ画像を貼りつける場合
口頭発表会場の液晶プロジェクタの表示画素数は,XGA(横1024ピクセル x 768ピクセル = 約80万ピクセル)です.最近のデジタルカメラの画素数は数100万ピクセルありますので,そのまま使用すると大幅な品質過剰となります.
画像のサイズを,プロジェクタの画面一杯に写真を表示する場合では最大1024 x 768,画面の4分の1のサイズで表示する場合では最大512 x 384となるように事前に加工してからPowerPointに挿入して下さい.
PhotoShopを用いて加工する場合,画像を開き,ツールバーの「イメージ」から「画像解像度」を選択,ピクセル数の箇所で「幅」を最大1024,「高さ」を最大768(縦横比固定オプションがチェックされていれば,幅だけ変えればよい)にして,OKを押して下さい.他の画像ソフトウェアでもほぼ同様です. 画像ファイルの形式は「BMP」や「PICT」では容量が大きくなるので,「JPEG(JPG)」等にして下さい.
Excel等のデータを貼りつける場合
データをそのままコピー + ペーストでPowerPointに貼りつけると不要な情報が付加され,ファイルサイズが増大します.ツールバーの「編集」から「形式を選択して貼り付け」を選び,「図(またはピクチャ)」として貼りつけて下さい.
既に作成済みのPowerPointファイルのサイズを圧縮する場合
PowerPoint中の写真を選択して,右クリックで「図の書式設定」を選ぶ.「図」のタブから「圧縮」ボタンを押し,「解像度の変更」から「web/画面」を選択し,OKする.
または,PowerPointのファイルサイズを圧縮するための有料ソフトウェアを使用する(有料ソフトウェアは「パワーポイント」「ファイルサイズ」「圧縮」などのキーワードで検索すればいくつか見つかります.無料体験版が設定されているものもあります).

以下のマイクロソフトのウェブサイトも参考として下さい.
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA011168821041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA101922001041.aspx