最近のデジタルカメラで撮影された写真は,画質が向上している分ファイルサイズが大きくなっています.デジタルカメラで撮影したファイルをそのままPowerPointに挿入して,PowerPoint上で大きさを調整した場合は,発表用PowerPointのファイルサイズが大きくなります.
ファイルサイズを小さくするためには,PowerPointのファイル保存時にオプションをつかって画像サイズを一括で小さくするか,あらかじめ画像処理用のソフト(PhotoshopやMicrosoft Picture managerなど)でファイルサイズを小さく(1枚 50-100kb程度)に加工してからPowerPointに挿入する2通りのやり方があります.
- PowerPointのオプションを使用する場合は(推奨),ファイルを保存する場合に,「ファイル」から「名前を付けて保存」を選択,小ウィンドウのツールバーの「ツール(L)」から「画像の圧縮」を選択します.設定の対象は「ドキュメント内のすべての図」にチェックを入れて,解像度の変更を「Web/画像(w)」にチェックを入れて「OK」を押します.その後,ファイルの保存を行ってください.
- PhotoShopの場合,加工したい画像を開き,ツールバーの「イメージ」から「画像解像度」を選択,ピクセル数の箇所で「幅」を480-600程度,「高さ」を360-450程度(縦横比固定オプションがチェックされていれば,幅だけ変えればよい)にして,OKを押す.「ファイル」から別名で保存を選択し,「ファイル形式」のJPEGを選択して保存を押す.画質を5-8(中から高)を選択してOKを押してください.
- Microsoft Picture Managerの場合,加工したい画像を開き,ツールバー(上の部分)にある画像の編集を開き,画像の圧縮オプションを押してください.圧縮の目的でWebページを選択して,右下に常時される 合計サイズ(推奨),圧縮後:○○KB でサイズを確認してからOKを押します.その後,ファイルを閉じる際に名前を代えて保存を行えば,元のファイルはそのままで,PowerPoint用の写真が作れます.なお,Webページを選択しても圧縮サイズが100KBを超えるようでしたら,「電子メールメッセージ」を選択してからOKを押してください.さらにサイズを小さくできます.
|