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日本魚類学会・論文査読に関する規定  
 

2017年9月14日制定

1.
査読制の適用範囲 日本魚類学会が発行するIchthyological Research(英文誌)に掲載する総説,モノグラフ,本論文,短報,会員通信,魚類学雑誌(和文誌)に掲載する総説,原著論文,記録・調査報告は,例外なく複数の査読者による審査の対象となる.
2.
査読者の選任 担当編集委員は当該原稿に関してその分野の専門家2あるいは3名を査読者として選任する.査読者を選任するにあたり,利益相反が生じる可能性のある査読者を避けるように配慮する.査読者は魚類学会の会員・非会員を問わない.査読者の選任は原稿受け取り後すみやかに行う.査読者決定後は速やかに原稿を査読者に送付するとともに,その氏名を編集委員長および主任編集委員に連絡する.英文誌の場合は,原則として査読者の1名以上は外国人研究者とする.
3.
査読者の責務 査読者は当該原稿に対して意見や示唆を述べるとともに,次の5段階で原稿を評価する.
 1)
このまま掲載してよい.
 2)
掲載の価値はあるが,若干の改訂を要する(文章表現や体裁上の改訂など).
 3)
掲載の価値はあるが,大幅な改訂を要する.
 4)
掲載不可であるが,しかるべき改訂後に再投稿を勧める.
 5)
掲載不可.
査読者は原稿の評価にあたって,著者の権威,名声,人格に左右されず,客観的かつ公平に判断せねばならない.査読者は,原則として3週間以内に原稿を評価し,論理的コメントや示唆とともに,担当編集委員に原稿を返送する.査読者は査読を担当した論文の内容についての守秘義務を負う.
4.
査読者の匿名性 査読者の客観的な判断を保証するために,編集委員は査読者の匿名性について十分に注意を払わなければならない.
5.
原稿の採否 原稿の採否については,査読者の意見を参考にして,最終的に編集委員会が決定する.
 
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