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2007年度魚類学会シンポジウム
2007年度日本魚類学会において開催される2題のシンポジウムは以下のとおりです.多くの方々のご出席をお願いします.
世界の海水・淡水カジカ類における多様性,適応と進化

日時: 2007年10月8日(月・祝)10:00-17:00
場所: 北海道大学国際交流会館
コンビーナー: 後藤 晃・宗原弘幸(北大FSセ)
セッションI:  生物多様性と進化
1. 海産カジカ類の種多様性と表現型系統
  矢部 衛(北大院水産)
2. カジカ属魚類と類縁グループの分子系統と進化史
  槿山良太(北大FSセ)・V.G.シデレワ(ロシア科学アカデミー)・後藤 晃(北大FSセ)
3. バイカル湖のカジカ類の形態,生態および分子進化
  V.G.シデレワ(ロシア科学アカデミー)
4. 淡水カジカ類の生態的多様性と生活史進化
  後藤 晃(北大FSセ)
5. 海産カジカ類の多様性と繁殖様式の進化
  宗原弘幸(北大FSセ)
セッションII:  繁殖における生理的・生態的特徴
6. 雌が子を保護するカジカ類における交尾戦略の多様性
  阿部拓三(南三陸町自然環境活用センター)
7. 海産カジカ類における多様な精子適応
  早川洋一(国際基督教大)
8. カジカ類における交尾型と非交尾型の生理的適応
  古屋康則(岐阜大教育)
9. 淡水カジカ類における異形精子の繁殖適応
  田原大輔(福井県大)
セッションIII:  生態的多様性,進化および保全
10. 河川性カジカCottus polluxにおける繁殖と生態多様性
  棗田孝晴(富士常葉大)
11. 海産カジカにおける保護行動,卵サイズと卵塊の進化
  C.W.ペーターセン(アトランテックカレッジ,USA)
12. 降海回遊性ヤマノカミTrachidermus fasciatusの繁殖生態と保全
  竹下直彦(水大校生物生産)
13. 北アメリカにおけるカジカ属魚類のマイクロハビタット利用および保全
  G.D.グロスマン(ジョージア大,USA)
セッションIV:  総合討論(司会:後藤 晃・宗原弘幸)
アフターセッション:  懇親会(18:30-21:00)
連絡先:
後藤 晃
〒041-8611 函館市港町3-1-1 北海道大学大学院水産科学研究院
TEL 0138-40-5536 FAX 0138-40-5537 e-mail: akir@fish.hokudai.ac.jp
 
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タナゴ亜科魚類の繁殖生態:適応的な産卵資源利用とその進化

日時: 2007年10月8日(月・祝)9:00-17:00
場所: 北海道大学国際交流会館
コンビーナー: 北村淳一(京大院理)・C. Smith(University of Leicester, UK)・H. Liu(Chinese Academy of Sciences)
*このシンポジウムは全て英語で行われます.
I. 話 題
1. 魚類における繁殖生態と生活史
  未定
2. 産卵母貝選択と配偶者選択
  C. Smith(University of Leicester)
3. 雄の配偶戦術と精子競争
  1) 産卵前放精の役割
  加納義彦(清風高)
  2) 雄の代替戦術と雌の反応
  M. Reichard(Academy of Sciences of the Czech Republic)
  3) Rhodeus属タナゴ類の精子競争の危険性と強さ
  C. Liao (Chinese Academy of Sciences)
  4) タナゴ類の放精量とその頻度
  C. Pateman-Jones (University of Leicester)
4. タナゴ類と二枚貝類の産卵共生関係における損失と利益
  M. Reichard(Academy of Sciences of the Czech Republic)
5. タナゴ亜科魚類の系統類縁関係
  河村功一(三重大生物資源)
6. 秋産卵型タナゴ類における初期発育過程の温度適応
  上原一彦(大阪府水生生物センター)
7. 秋産卵型タナゴ類の河川氾濫原における適応戦略
  小川力也(大教大教育)
8. 地域的な繁殖生態のパターン
  1) 韓国のタナゴ類における共存種の産卵母貝の利用様式
  未定
  2) 日本のタナゴ類における産卵母貝利用に影響を与える要因
  北村淳一(京大院理)
  3) 中国におけるタナゴ類と二枚貝類のそれぞれの系統関係に関連した適応進化
  H. Liu (Chinese Academy of Sciences)
  4) ヨーロッパタナゴにおける形態的・遺伝的・生活史の変異
  S. Zaki (Institute of Zoology, London)
9. 行動・進化生物学のモデルとしてのタナゴ類-研究の統合と将来の展望?
II. 総合討論
連絡先:
北村淳一
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学大学院理学研究科
TEL 075-753-4077 FAX 075-753-4100 e-mail: kitamura@terra.zool.kyoto-u.ac.jp
 

市民講座
川の自然生態系と在来魚を守る-知床を含む北海道の現状と将来

日時: 2007年10月8日(月・祝)10:00-16:30
場所: 北海道大学国際交流会館
共催団体: 北海道淡水魚保護ネットワーク
コンビーナー: 後藤 晃(北大FSセ)・帰山雅秀(北大院水産)
I. 講 演
1. ふるさとの魚,サクラマス
  ト部浩一(道立孵化場)
2. 知床半島の川とサケ類の現状と保全
  帰山雅秀(北大院水産)
3. 尻別川におけるイトウの生息状況と保護
  平田 剛士(フリーランス記者)
4. 物質循環から見た森と川のつながり
  長坂晶子(道立林業試験場)
5. 川と魚を対象とした環境教育
  丸山博子(丸山環境教育事務所)
II. パネルディスカッション
(話題提供)
1. 希少淡水魚の生息状況と保護施策
  後藤 晃(北大FSセ)
2. ダムが北海道の淡水魚に与える影響
  福島路生(国立環境研)
3. 北海道における外来魚の問題
  森田健太郎(水産総合研究センター)
4. 魚の住める川への自然再生
  中村太士(北大院農学)
  (総合議論)
  司会:帰山雅秀(北大院水産)
連絡先:
帰山雅秀
〒041-8611 函館市港町3-1-1 北海道大学大学院水産科学研究院
TEL 0138-40-5605 FAX 0138-40-5605 e-mail: salmon@fish.hokudai.ac.jp
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